「明日」をつくる生活。

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

当たり前が有り難い

 Ubuntuのインストールに合わせて、インターネットの接続環境をいろいろいじっていたら、つながらなくなってしまいました。どうも使っていたルータがおかしくなったようです。もう6年近くも前の製品だったので無理もないところです。新しいルータを手に入れて設定し直しました。まだ調整しなければならないところがあるのですが、とりあえずインターネットに接続できるようにはなりました。
 さて、都合の悪いことは続くもので、ガスも止まってしまいました。風呂に入ってもシャワーは冷水しか出ないし、料理はできずに家内は困っているし、散々でした。調べてみると、ガスのメーターが異常を感知してガスを止めてしまったのが原因でした。メーターについている説明を見ながら復旧操作をしたところ、無事に元通りになりました。しばらく様子を見ながら使っていますが、今のところこれといった異常はないようです。単なる誤動作ならよいのですが。
 どちらも毎日当たり前のように使っているものが使えなくなったという点が共通しています。問題なく使えていると忘れてしまうのがその有り難さです。まさに「有り難い」ことだというのが、使えなくなって初めて実感できます。阪神・淡路大震災からもうすぐ14年が経ちます。被災された方々は、今回の私などとは比べものにならないほどの辛苦を経験されたことでしょう。全てのライフラインが失われる生活を想像するきっかけとなったできごとでした。