「明日」をつくる生活。

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

研修の講師をしました(その3)

 狛江市の研修の翌日、千葉市教育センターで、ほぼ同じ内容の研修を行いました。昨年に引き続き講師に呼んでいただきました。インターネット検定は省略しました。模擬授業は千葉市の先生方も協力的で気持ちよく進めることができました。教材紹介のところでは3年前に行った授業のビデオを見てもらいました。(使用スライド PowerPoint:248KB
 授業を進める上で大事にしていることとして次の3点をお話ししました。

  • 心の状態に焦点を当て、登場人物に共感させる。
  • 行動の問題点を子どもたちに話し合わせて考えさせる。
  • 判断の根拠となる知識、具体的な事実を理解させる。

 終わりに質問を受けましたが、的確な指摘によって自分の不十分だった点に気付かせていただきました。一つは、指導案で「総合的な学習の時間」として位置付けていることについてです。今回の内容では道徳の時間などに位置付けるべきところでした。もう一つは根拠となる法の理解です。トラブルが起きたときに身を守ることができるのは法律に支えられている面があります。授業の中で法律をどう扱うかとは別に、講師としては電子消費者契約法などについての知識をもっている必要があると感じました。十分なお答えができませんでしたので、またしっかり勉強していきたいと思います。