竹谷の仕事。

小学校でのプログラミング教育の普及に取り組んでいます。

全校での防災教室

 9月28日の2校時,気仙沼市危機管理課の方においでいただいて,防災教室が開かれました。1年生から6年生まで全校約300人が「かなえホール」という広い教室に集まって地震や津波からの身の守り方について学習しました。
 最初はPowerPointのスライドを使って,映像での学習でした。プロの声優によるナレーションも入ったりっぱな教材です。おそらくコンテンツ制作会社に委託して作ったものではないかと思います。題して,「ホヤぼーやの防災教室」。「ホヤぼーや」というのは気仙沼市の観光キャラクターです。低学年の児童にも興味をもたせるのに効果的でした。

 後半の映像は高学年向けのもので,被災直後の写真なども入っているものでしたが,始める前に担当職員の方が「いやな気持ちになったら,遠慮せずに手を上げて近くの先生に知らせてください。誰にでもあることで,決して恥ずかしいことではありません。」とおっしゃっていて,さすがに配慮が行き届いていると感心しました。
 映像で学習したあと,各学年代表の人に身近なもので身を守る方法の実習をしてもらいました。

1年生はビニール袋で雨合羽を作り,

2年生は新聞紙で暖を取る方法を

3・4年生は段ボールで骨折の固定を

5・6年生は段ボールで簡易靴の作成をそれぞれ経験しました。どれも実際の災害の経験から生まれた工夫です。今までセーフティ教室として,不審者への対応などの実習はしてきましたが,こういった災害時の対応については行った経験がなかったので,とても参考になりました。

 最後にブロック塀の倒壊やたんすの転倒に注意という話がありました。ブロック塀は実際に中の空間にコンクリートが詰まっているものだと10個分で200kgになるという話のときに,「お父さん3人分が一気にのしかかったのと同じだよ。」というたとえを聞いて,1年生が「ええーっ!」とのけぞっていました。子どもの実感に即した効果的なたとえでした。また,たんすについては,「一日24時間のうち,寝ている時間が8時間だとすると,一生のうち3分の1はすぐに動けない時間。」と言われて高学年の人たちが「そうかあ。」と納得していました。
 まとめとして,3月11日で終わりではなくまた地震や津波が起きる可能性があること,次の3つのことが大事だと述べて防災教室は締めくくられました。

  • 自分の身を守る方法を身に付けておくこと
  • 家の中を片付け,すぐに避難できる準備をしておくこと
  • 家の人と話し合って,もしものときにどうするか確認しておくこと