「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

合同運動会から始まる新たな絆

 一昨日の体育の日,秋の好天にめぐまれ,気仙沼小・南気仙沼小の合同運動会が開催されました。たくさんの保護者・地域の方が参観され,盛会のうちに無事終了しました。校庭には取材のテレビカメラが何台も入っていました。ニュースの動画を見つけましたので,↓からご覧ください。

 運動会のテーマは,「気小・南小 絆を一つに 全力で」です。合同運動会は誰にとっても初めての(そしておそらく最後の)経験です。実施にあたっては両校の先生方が何度も話し合いを重ねて来ました。子ども達も両校で応援の方法などを話し合ったり,学年の種目の練習をしたりしてきました。子ども達からは「新しく友だちができてうれしかった」などの声が聞かれました。

 開会式のあと,東北福祉大学陸上部の選手の方が模範走を行いました。100m10秒台の走りに子ども達からも感嘆の声が上がっていました。

 応援合戦も熱が入って元気いっぱい。


 PTA競技の綱引きも白熱した勝負になりました。

 午前中は各学年の徒競走が行われ,昼休み前に「はまらいんや」を子ども達と保護者・地域の皆さんで踊りました。午後は低・中・高学年ごとに団体競技,最後に紅白リレーで終わりました。低学年は玉入れ,中学年は大玉転がし,高学年は綱引きでした。

 この運動会が地域の新しい絆を結んでいくスタートになり,子ども達の笑顔が復興の力になっていく,いや,していかなくてはならないと思います。