「明日」をつくる生活。

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復興関連ニュース(三陸新報より)

最近の三陸新報気仙沼の地方紙)の記事から。

復興の狼煙(のろし)あがる カツオ15年連続日本一 (11/30付)
 気仙沼港の生鮮カツオ水揚げ15年連続日本一が確定した。今月に入ってトップの房州勝浦を逆転した後、26日の段階でその差を約900トンまで広げ、逆転される見込みがなくなった。東日本大震災で壊滅的なダメージを受けた気仙沼港が、全国に向けて復興の狼煙(のろし)をあげた。
 漁業情報サービスセンターによると、今月26日現在、気仙沼は一本釣りと巻き網合わせて1万4160トン。房州勝浦は一本釣りによる1万3233トンで、927トンの差がある。
 鮮魚仲買人は「6月の水揚げ再開を実現させ、関係者が一丸となって日本一を達成したことは感慨深い。復興への大きな励みになる」と喜ぶ。ただ、水揚げ量は昨年の3、4割で生鮮出荷がほとんど。元の水揚げ水準に戻すには、加工、冷蔵施設の復旧が欠かせない。

被災しても日本一をキープするってすごいことですよね。気仙沼の人々の強い気持ちを感じます。

急げ仮設の防寒対策 気仙沼でようやく半分 (12/1付)
 県が気仙沼市内で進めている仮設住宅の防寒工事が、ようやく半分を終えた。業者の人手不足などで一部は12月中旬に着工する個所もあるが、年内に完了する見込みだ。本格的な冬到来で寒さが日増しに厳しくなっているだけに、入居者は一日も早い完了を求めている。
 仮設住宅の防寒対策は断熱材の追加や二重サッシ、玄関への風除室設置、暖房便座取り付けなど。夫と娘、母の4人で気仙沼中学校の仮設で生活する女性(55)は「いつ始まるのか気をもんでいた。エアコンだけでは寒いです。ぜいたくは言えないが、早く―というのが正直な気持ち」と打ち明ける。


昨日は水たまりに氷が張っていました。気温が氷点下になる日も出てきたので,祈るような気持ちで待っていることでしょうね。関係の方々は努力を重ねておられることと思います。少しでも早く完了するといいです。