先日、道を歩きながらふと聞いたFMラジオの「クロノス」という番組でこの本のことを紹介していて、さっそくケータイからメディアマーカーの読書リストに登録しました。二、三日して電車に乗る機会があり、車中で読む本を書店で探すときにこの本を選びました。
ほとんどがイラスト1ページと詩のような短い文章で構成され、短い時間でさらっと読めました。全部で34個のスイッチが紹介されています。記述があっさりしているので、なぜそのスイッチが有効なのか根拠や具体例については説明が少なく、物足りないというか説得力の弱い印象を受けました。ただ、その内容はすでに持っていた知識や、今まで読んだほかの本の内容に通じることが多かったので、確かなことなのだろうというふうには思いました。
しかし、このエントリを書こうと思って、今、ざっと見直してみて気がつきました。きっとこの本は、じっくり読んで理解するというよりも、手元に置いて、やる気が起きない状態になったとき、パラパラめくってみるチェックリストとして使うためのものと考えた方がよいのでしょう。
- 作者: 山崎拓巳
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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