「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

一週間経ちました

 こちらに来てから一週間が経ち、ようやく一人暮らしにも慣れつつあるところです。とは言っても、慣れない土地なので、まだまだ何がどこにあるのか、どれぐらいの距離なのかが把握できていなくて、やたらに能率の悪い動き方をしています。基本的に車での移動なので、買い物はきちんとリストを作っておかないと、東京にいたときのように一つ買い忘れたから自転車でちょこっと…なんていう訳にいきません。特に新しい住居で生活環境を整えるには、細々したものを買い込まなくてはなりません。先週こちらに来たばかりの時は、荷物をほどいて買い物をして料理して…のくり返しでした。そのあたりのこともまた別の記事で書きます。
 気仙沼小学校では2年生の副担任になりました。子ども達の中には、自宅が津波の被害にあった子や、被災したために他地区から転入してきた子がいます。まだそういった経験の影ははっきりとはわかりません。しかし、校庭には自衛隊の車両やテントがあり、体育館には避難してこられた方々がおられるので、休み時間も体を思い切り動かして遊ぶことはできません。こちらにはまだ日常が戻ってきていないのです。こういう状況がどれぐらい続くのか、そして子ども達の心にどう影響を与えるのか、まだまだわからないことばかりです。とにかく一人一人の子としっかり関係を結ぶことを第一に、やっていきたいと思います。