気仙沼小学校で、同僚の先生から一番心配されているのが長時間の車通勤です。確かに狛江五小では、自宅から自転車で20分ちょっとの恵まれた通勤事情だったので、それから比べると負担は大きくなっているのでしょう。でも、私は車の運転が好きなので、都心に向かって20分の満員電車よりも、今の1時間の自動車通勤の方がはるかにストレスが少なくて済んでいます。
今通っている道はこんなところです。ずっと信号もなく、春の東北路を楽しんでいるといったところです。周りの田んぼも田植えが済み、稲の苗が風にそよいでいます。蛙の鳴き声も聞こえます。ああ、日本の里山はすばらしいなあと毎日実感しています。もっと大変じゃなければいけないはずなのに、いろいろ幸せなことが見つかって、何だか申し訳ないような気もします。
心配してくださっている皆さん、私はけっこうゴキゲンな生活をしています。東北の豊かさを満喫しています。こういう機会を与えてくださったすべての方々に感謝します。
