「明日」をつくる生活。

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

給食にカニ!フカヒレ!

 今週は給食週間でした。給食週間についてはこちら。↓
平成24年度全国学校給食週間について:文部科学省
 さて,気仙沼小では献立にこの土地ならではの料理が出されました。火曜日は「カニばっとう」でした。カニと「はっとう(はっと)」という小麦粉を練ったものを入れた料理です。カニは殻付きでけっこうごろごろ入っていました。

そして木曜日は説明不要の「フカヒレスープ」です。

栄養士さんからの手紙が付いていて,そこにはこう書かれていました。
「フカヒレは今年の給食には使えないだろうと思っていたところ,早い復興で,給食用に細くほぐしていただくこともできました。配膳室にフカヒレが展示してあります。さきイカのように見えます。とても固いフカヒレをコトコトと3時間煮込んで柔らかなフカヒレスープになりました。」
展示されていた調理前のフカヒレがこれ↓です。

フカヒレの材料になるサメの水揚げは昨年度の1割程度と激減しているそうです。
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それでも給食に出てくるというところに,栄養士さん,調理師さんをはじめ,食材に関係する方々が復興への強い意志をもっているということを子どもたちにも示しておられるように感じました。