「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

Google開発のブラウザ

 WebブラウザはずっとFirefoxを使っているのですが、Googleもブラウザを開発していて、それが先日正式版になりました。この記事↓によると、JavaScriptエンジンが高速化されたり、ブックマーク機能の向上が図られたりしたようです。
Google Chromeが正式版に - ITmedia Biz.ID
 使ってみての感想ですが、まず起動が速いです。Firefoxの方はいろいろな拡張機能を入れているせいもあるのですが、PCを立ち上げたあとの最初の起動では20秒ほどかかります。*1それに対してGoogle Chromeは最初の起動でも5秒とかかりません。ページを表示する時間は測定できませんが、Google Chromeの方がやや速く表示される感じです。
 Google Chromeでおもしろいと思ったのは、Webアプリケーションのショートカットを作る機能です。例えば、Googleドキュメントで作成した文書をChromeで開いて、デスクトップにそのショートカットを作ると、次回からはそのアイコンをダブルクリックすればWeb上にあるその文書を開くことができるのです。この機能の背景には、アプリケーションもデータもネットの「向こう側」に全て置けるようにするというGoogleの志向があるように思います。そういった環境をオフラインでも活用できるようにということでGoogle Gearsとの連携を考えているという指摘がありました。↓
次の展開を見据えた「Google Chrome」が登場(第53回):PC Online

ブラウザーの位置付けが「閲覧ツール」から「作業ツール」へと移行するのを見越した機能だ。

 なるほどと思いました。これからさらにどんな進化を遂げていくのか目が離せなくなりました。

*1:2回目からはディスクのキャッシュが効くせいか、2〜3秒で立ち上がります。