「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

アレルギー対応研修

https://lh3.googleusercontent.com/-28rnDx_wslI/VwJCGIavD_I/AAAAAAAAayA/Ftryo56cg9kbFXD-HAR2lEqbY0Zn4r0qQ/s1024/IMG_1582.JPG 今日の午前中にアレルギー疾患対応研修をしました。文部科学省作成のDVDを視聴し,写真の練習用「エピペン」(アドレナリン自己注射薬)を使う練習をしました。近隣の市で悲しい死亡事故が起きてから,毎年この研修を実施しています。心肺蘇生の救命救急講習と同じで,受けたことがあっても細かいところは忘れていることがあります。繰り返し受講することの大切さと,命を預かっていることの重みを感じる時間です。今回利用した動画やPDFの資料は,以下のURLから見ることができます。

アレルギー疾患対策:文部科学省


 中でも,下記の動画の中にあるミニドラマは,具体的な場面に即して留意点を確認することができるので,アレルギー疾患をもつ子どもたちと接する方々はぜひご覧になることをおすすめします。

学校におけるアレルギー疾患対応資料:文部科学省

桜まつり

 今日は,自分の住んでいる地域の中学校で桜まつりがありました。朝のうち小雨が降っていたのですが,始まる頃には止んで何とか最後までもってくれました。ここ数年,寒かったり,雨だったり,桜が散ってしまったりであまりコンディションがよくなかったのですが,今回は桜も見頃でしたし,少し気温は低めだったものの花曇りのままで終えられたのでよかったです。
 地域の人たちがいろいろな売店を開いたり,中学校の和太鼓部の演奏や青少年ステーションのソーランといったアトラクションがあったりして,毎年にぎやかに行われています。こういうイベントが地域の人たちの力でできるのはすばらしいことだなあと思います。

時間割作成担当の苦労

 もう何年も時間割作成の担当をしています。体育館を月曜日の4時間目に使うのはどの学級か,水曜日の3・4時間目の図工はどの学級かというのをすべて割り当てる仕事です。以前に比べて条件が多くなり,毎年年度末から年度初めにかけて正解のないパズルに頭を悩ませています。始業式に間に合うように作業を進めなくてはならないのですが,若干不確定要素が潜んでいる部分もあり……
 以前は「同じ日に専科(音楽と図工など)を2教科入れない」とか「体育の3日連続や1校時は避ける」といったことを考慮していたのですが,そういう配慮もできなくなってきました。どんな条件があるかというと,

  • 算数の習熟度別指導で学年を同じコマに入れる
  • 児童が通級指導を受けるコマは家庭科など週1回の教科にしない
  • 時間講師の先生の担当する時間は曜日を決めて連続させる
  • 初任者指導のための時間を確保する

といったものです。運動会の練習が始まったり,水泳指導でプールの割り当てが加わったりするとさらに困難になることがあります。
 Facebookで時間割をどうやって組んでいるか聞いてみたところ,時間割の枠を何度も書き換えて行ったり,教科などを書いた付箋を貼って入れ替え作業をしたり,Excelで自作のワークシートを作って作業したり,市販の時間割作成ソフトを使ったりとさまざまでした。市販ソフトは数万~十数万するのでそう簡単に買うわけにもいきません。かといって紙ベースだけでの作業では限界があります。
 幸いなことにExcelのマクロやVBAを使って,時間割作成ソフトをフリーで提供してくださっている方がおられます。現場の先生方ばかりのようです。下記のリンク先にあるものをいくつか試してみて,最終的には紙の上で調整するようにしたいと思います。
Vector: トップ / ダウンロード / Windows10/8/7/Vista/XP/2000/NT / ビジネス / 学校・教務 / 時間割
 実際に使ってみて便利なものがあればコメント欄などで教えてください。

平成28年度が始まりました

 4月1日。新しい年度のスタートです。春は別れと出会いの季節。昨日までで何人かの方とお別れし,今日から新しい方々をお迎えしました。異動については毎年東京新聞に掲載されますし,最近は東京都教育委員会のサイトでもPDFで公開されるようになりました。

東京都公立学校教員の異動について(平成28年4月1日付):東京都教育委員会

 私は引き続き狛江市立狛江第五小学校にお世話になります。今年度は研究主任になりました。昨年度までは算数の研究に取り組んできましたが,研究発表を終えて一段落ということで,今年度は道徳の研究に取り組みます。教科としての道徳が全面実施されるのは2年後ですが,今年度から先行実施が可能になりました。東京都でも教材を作成して公開しています。

「特別の教科 道徳」移行措置対応 東京都道徳教育教材集:東京都教育委員会

 今までの「道徳の時間」とはどのように違うのでしょうか。「考える道徳」,「議論する道徳」と言われますが,どのように展開していけばいいのでしょうか。しっかり学び,実践につなげていきたいと思います。

 さて,このブログもすっかりご無沙汰してしまいましたが,今年度はこまめに更新していきたいと思います。よろしくお願いします。

新年度が始まりました

今日は始業式・入学式。新しい年度の始まりの日です。
私は今年度も狛江市立狛江第五小学校でお世話になります。
算数指導担当と5年生の副担任になりました。
また,東京都の教育研究開発委員(情報教育)に出させていただきます。
そして狛江五小は算数で研究発表をします。
与えられた課題がいろいろありますが,一つ一つしっかり取り組んでいきたいと思います。
今年度もどうぞよろしくお願いします。

震災から4年

今日,東日本大震災から4年が経ちました。Webで書いたものを元にして,ふり返ってみたいと思います。

まずは震災の翌日に書いたもの。読み返してみると,そのときの情景がよみがえってきます。こうやって書き残しておくことは大切だなあと改めて思います。

1年後は気仙沼にいました。日曜日だったので,気仙沼港に行って考えたことを書きました。この1年間は自分にとって大きなものでした。

2年後。ブログよりもFacebookで情報発信をすることが多くなりました。気仙沼に行った経験をどれだけ生かせているんだろう。そんな自分に対する疑問が大きくなってきました。

3年後。もっと取り組みをしていかなくてはなどと書いていますが,結局何ができたのか。何をしてきたのか。

4年経って自分がやっていることはどんどん小さくなっています。これではいけないと思いつつも,新たに踏み出す力が出ずにいます。それだけに,ずっと継続して復興支援に関わっている方々のすばらしさを改めて思います。せめてそういう人たちの力になれれば。復興にはまだまだ長い時間がかかります。自分の力は小さくても,だめだとあきらめずに続けていくしかないのだと,前を向いていきたいと思います。