水曜日に校内の研究会があり、6年生の先生が社会科で「書院造りと室町文化」の授業をしました。電子黒板でデジタル教科書の書院造りの写真を映し、デジタルテレビに現代の和室の写真を映して共通したところを見つけさせました。
大きな画面で子どもたち全員が顔を上げて同じものを見ると、集中度が高まる効果があると考えられます。ただ、難しいのは位置の問題です。画面に窓の光が映り込んでしまうので、見やすさを考えると配置には制約が出てしまいます。板書との兼ね合いもあります。同じ高さに並べて表示できるようになると理想的なのですが。
ICT活用とは別に、室町文化の授業について見方が変わったのが自分としては収穫でした。今まで6年の社会を教えてきた中で、この部分はあまりおもしろさを感じていなかったのです。しかし、それは自分の認識不足だったことがわかりました。一緒に教材研究をしていくことでそのおもしろさがだんだんわかってきたのです。今度自分が室町文化の授業をするときは、楽しんで取り組むことができそうです。