「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

まさあきせんせ

 違う地域の学校に来ることができたおかげで、学校の中でもいろいろな文化の違いに出合って、毎日新鮮な驚きを感じています。1ヶ月もすれば当たり前になって忘れてしまうと思うので、今のうちに気付いたことを書いておきたいと思います。
 私は気仙沼小学校では「竹谷先生」ではなく、「正明先生」と下の名前で呼ばれています。こちらでは同姓の方が多いので、「斎藤先生」といっても何人もいることがあり、それよりも区別しやすい下の名前で呼ぶ方が当たり前になっています。苗字の方で呼ぶのはむしろ特別な感じがするようです。最初はなんだかむずむずするような感じがしましたが、もう慣れてきました。
 2年生の子ども達に「まさあきせんせ」と呼ばれるとかわいらしさもまたひとしおです。昨日も集団下校に付き添ったのですが、気温が27度まで上がってとても暑かったです。でも、クラスの子が2人も私の手をつないでくれて、40分以上の道のりを「まさあきせんせ、あのね…」と何度も話しかけながら歩いて行きました。手は汗でベトベトになりましたが(笑)、なんだか幸せな気持ちで週末を迎えました。