読みたい本のリストはどのように管理されていますか?手帳にメモしたり、エクセルで管理してプリントアウトしたものを携帯したり、ToDoリストに入れたり、いろいろな方法があります。私はアマゾンのウィッシュリストに入れていました。新聞の書評などで気になった本をアマゾンで検索して、「ほしい物リストに追加する」ボタンをクリックするだけでリストに入れられる簡単さが魅力でした。しかし、このウィッシュリストはあまり使い勝手がよいとは言えず、何かいいサービスはないかと探していました。そこで見つけたのがメディアマーカーです。
メディアマーカー
アマゾンのウィッシュリストがインポートできる上に、ケータイ*1からリストを表示したときにも見やすいのが採用のポイントになりました。登録ユーザ数順に表示したり、購入済み・未読・読了などの状態をマークしたり、メモを書き込んだり、タグを付けたりといろいろな機能があります。まだ使いこなせてはいませんが、書店に行ったときにパッとケータイでチェックできるので、「何か買おうと思っていた本があったんだけどなあ…」と書棚の前で無駄な時間を過ごすことがなくなりました。
紹介記事がありました。
シゴタノ! 読書のライフサイクルを統合管理するMediaMarkerより
そうなると、数ある「欲しい」を欲しい順に並び替えて、「すぐに」の前に整然と置いておく必要があります。思いつくままにランダムに接続していては、なかなか本当に欲しいと思っている「欲しい」が得られないからです。
MediaMarkerはそのための交通整理ツールといえるでしょう。
新聞の書評欄やラジオ・テレビの書籍紹介を聞いて、欲しいと直感したそのときにリストアップし、それぞれの基準で並び替えることのできるツールが手に入って、読書生活が一歩進んだことを感じています。上記の記事では、「MediaMarkerを選ぶ5つの理由」として以下のように書かれています。
- 本のステータス管理ができる
- レスポンスが速い
- 自分のAmazonアソシエイトIDの設定ができる
- タグによる蔵書の分類ができる
- 「時系列順」をサポート
[ウェブサービスレビュー]大量の蔵書を一括管理できる!「MediaMarker(メディアマーカー)」 - CNET Japanより
一方で、多機能すぎるが故にメニューがやや煩雑であること、またアイコン表示があまり直感的でないため、どこをクリックしてよいか迷うことが多いのも事実。
確かに慣れるまでは操作にとまどったこともありましたが、今では問題なく使えるようになっています。この記事では設定画面などが見られます。上記の記述に続いて、
2009年1月から3月までの機能追加・改善の回数は計35回と、およそ3日に1回のペースで更新されるなど、機能そのものの進化は目覚しいだけに、使い勝手のさらなる改善も期待したいところだ。
とあり、ユーザーの立場に立った改善が進められていくことと思います。ぜひ使ってみて機能要望や不具合報告をサイトのアイデア掲示板に書き込んでサービスを育てていけるといいのではないかと思います。
*1:電話以外の機能を持った端末という意味でこういう表記をしています。