「明日」をつくるしごととくらし

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組む NPO で働いています。

そこにリスペクトはあるか?

 リスペクト・トレーニングというものがあることを知りました。ハラスメントを防止するための研修です。 forbesjapan.com  キャストやスタッフ全員がこの研修を受けた撮影現場では、「今のちょっとリスペクト入ってないんじゃないですか?」と言えるようになって、言われた側も自分の状態を深呼吸して見つめ直すようになり、雰囲気が全体に良くなったのだそうです。こういった取り組みが、どの職場にも広がっていくといいと思います。もちろん、学校という職場でも。
 「リスペクト」というと「尊敬」と捉えられるかもしれませんが、「相手の価値を認める」といった意味で受け止めるといいのではないかと思います。その辺りの感覚がこちらのコラムでうまく説明されています。 kiwi-english.net  職場だけでなく、ネット上で発信する際にも心がけたいことだと思います。伝えたいという思いが勝って、強い表現や刺激的な言葉を使っている投稿を目にすることがあります。その対象となる人を軽んじているように感じてしまい、投稿の主張がいいことであっても、共感できなくなってしまうのです。
 自分にも常に問いかけていきたいと思います。「そこにリスペクトはあるか?」