「明日」をつくる仕事。

テクノロジーを取り入れた教育の普及に取り組んでいます。

GIGAスクール端末の活用状況は?

 内閣府ゴールデンウィークの時期に「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」をインターネットで実施しました。対象者のうちの子育て世代約2,000人に1人1台端末の活用状況について質問したところ、次のような結果が出ました。 ※ https://www5.cao.go.jp/keizai2/manzoku/pdf/result3_covid.pdf の28枚目

f:id:takeya_masaaki:20210609210011p:plain

 この数字をどんなふうにご覧になるでしょうか。「新年度が始まって1か月経っても、まだ半分も使われていない」という見方もあるでしょう。私は自分の学校での経験からすると、「ただでさえ忙しい新年度の初めに新しい端末が来て、子どもから活用していると聞いている保護者がすでに4割もいる」と見て、先生たちや各自治体の教育委員会はがんばっているのだなと感じました。

 私が気になったのは、「良くわからない」という保護者が2割近くいることです。たいていの保護者は家庭での子どもの様子からしか判断できないという要因はあるにせよ、学校や教育委員会からの発信が十分ではないのが原因だとしたら困ったことだと思います。

 いずれにせよ、この割合だけを見て成否を判断できるようなものではなく、個々の状況を改善するための資料にしていくことが必要でしょう。GIGAスクール構想は、今までにない施策を今までにないスピードで進めている途上なのですから、引き続き経緯を見守り、日本の子どもたちの学習環境を向上させるためにそれぞれの立場で何ができるかを考えていくべきです。

 現場の先生たちからすると、資料提示などの教具として使ったり、子どもたちにプレゼンを作らせたりインターネットで調べ学習をさせたりしたことはあっても、自分自身でクラウドを活用した経験はないという人が多いようです。

 文部科学省は StuDX Style(スタディーエックス スタイル)というサイトを作って、全国の教育委員会や学校などから活用事例を集めて発信しています。AppleGoogleMicrosoft が提供する活用情報へのリンクもあります。先生方も多忙だとは思いますが、ご自身でも情報を集めて取り組みを前に進めていくことを願っています。 www.mext.go.jp